アナログツールの活用
最近は、iPhoneをはじめいろいろなデジタルツールが便利になってきて、アナログツールが蔑ろになりつつあるように感じています。特に役目を失いつつあるのがシステム手帳というアナログツール。本来、最強ツールであるはずのシステム手帳の市民権がいろいろなデジタルツールにその市民権を失われていくのは、残念に感じています。
私の場合システム手帳を使い始めたのが大学生のころなので、もう20年近く前のこと。はじめてそれを手にしたときは、自分なりにカスタマイズできるこのツールのすばらしさに感動したものです。それまでに使っていた普通の手帳は、スケジュール部分に満足していてもメモを取る罫ページが少なすぎる、メモページを重視するとスケジュールに満足できない・・・等の数々の不満があり、いろいろある手帳の中から、自分が使いやすいと思う手帳を探すのに毎年苦労していました。そんな中で、自分の好きなリフィルを入れることができるシステム手帳というツールは画期的でした。なぜ、もっと前から使わなかったのか・・・と後悔したものです。
それからずっとシステム手帳を持ち続けていたのですが、手帳に大量に書き込むこともあれば、ぜんぜん書かないことが続いたりと、安定して使うということが少ないのも事実でした。それは「システム手帳に予定や実績を書き込む」という行為が、日記を書くのと同じように継続するのが大変だったのです。それと同時に、PCの発達もシステム手帳を使わなくなる大きな要因になっていました。会社では一人一台のPCを割り当てられるようになり、予定やメモはPC上に保管していれば事足りていました。
ところが、PCで管理するようになってから、ふと思い出したようにシステム手帳を開いて見直すと、書き込んでいる部分の状況把握できるスピードは、PCに溜まっているデータを探し出すよりも格段に早いということに気がつきます。「そういえば、あのころこんなことやったなぁ」という曖昧な記憶を頼りに探すときは、PC内のデータよりも、手帳みたいに文字で書いてあるものから探す方が早い場合があります。
それは手帳を書くにはペン等の筆記具を使うため、特に重要な文字は大きかったり、下線が引いてあったりと、それなりの工夫がされている場合が多いからだと思われます。また、かすかな記憶で書いた場所をおぼろげに覚えていたりと、システム的に表現することができない、あいまいな検索を行い見つけ出すことも可能なのです。探すものがわかっていれば、システムの方が早い場合が多いのですが、このように曖昧な検索を行う場合はアナログの方が早かったりします。表現力も、システムより断然有利という点も見逃せません。
ここら辺を考えると、私はどうしてもアナログツールを手放すことが出来なくなっています。それよりも、これらのアナログツールをうまく使いこなすために、デジタルツールを使うことを考えるようになって来ました。
ずらずらと書いていたら長くなってきてしまったので、「アナログツールを活用するためのデジタルツール活用」の具体的事例については、次の機会にしようと思います。
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